Guide Line

子どもだけの子どもマーケティングは子どもの引率舎

引率ガイドライン(抜粋)

【引率スタッフとは?】

 学校の先生?保護者の代わりのママ・パパ?添乗員さん?イベント屋さん?指導者?その答えは『子どもたちにとっては善きお兄さん・お姉さん』であり『保護者の皆様にとっては安心していただく存在』です。
 引率スタッフはプロの教師でも保育士でも、子育てのプロでもありません。家庭から離れて子どもだけでお出かけをする。そんな時に子どもをまさに『引率』するプロです。
 引率スタッフの役割は保護者の方からお預かりしたお子様に対して24時間体制で保護者の皆様に代わって安全管理・体調管理・衛生管理・生活管理を行います。そしてクラフト・バス移動・食事・入浴・着替えなどの全てをアクティビティー(活動)として捉え、学校の移動教室や日常生活では体験できない冒険であり、非日常の体験をして、新しい発見ができる機会を提供します。
 引率スタッフは一言で『確認』が役割だと認識しております。安全の確認・人数の確認・体調の確認・着替えの確認・装備の確認・忘れ物の確認・薬の確認・食事量の確認・睡眠時間の確認・・・・・期間中の引率スタッフは子どもと思いっきり遊びながら、保護者の皆様に代わって確認をします。保護者の皆様にとって引率スタッフが同行するから安心という認識を持ってもらえるように回数を重ねる度に改善をしております。

子どもだけの子どもマーケティングは子どもの引率舎
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引率スタッフは工夫を操る『魔法使い』

 子どもにとって苦くて飲めないものでも砂糖を入れれば美味しくなります。退屈と感じてしまいそうな着替え・片付け・掃除、そして安全指導などのお話も、「砂糖」のように工夫をすれば遊びになって楽しくなります。そんな「工夫」という魔法を操るのが引率スタッフです。

引率スタッフが『まもります』

 子どもとのどんな些細な約束でも必ず守ります。そして集合時間など決められたルールは、まずは引率スタッフが率先して見本となります。安全管理・健康管理・衛生管理を怠ることなく実施し確認し、子どもたちの安全を第一に護ります。また、落ち込んでしまったり、悩んでしまっても引率スタッフが相談に乗り解決の道を一緒に探します。

引率スタッフは見えない所まで『安全確認』

だろう!の判断は絶対にしません。かもしれない!と心がけ目に見える人数・状況の確認はもちろん、外見では見えない部分まで自信が持てるまで確認し、記憶ではなくしっかりと記録に残します。また、わからなくても放ってはおきません。わからないことは解る人に聞きに行き、納得ができるまで調べ確認します。

引率スタッフに『全て安心して』お任せください

 安心してお任せいただける環境を整えることが安全の第一歩と考えております。安心してお子様だけで参加できるようにするため、小さな安心を積み重ね、改善を繰り返し、引率を提供しております。些細なことでもご不明な点・ご不安な点がございましたら、ぜひお問合せください。

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【判断基準SMEE】

 引率舎ではすべてを1:安全、2:マナー、3:楽しさ、4:効率の順位で判断し引率いたします。
①安全 Safety
 どんなことよりも安全が第一の判断となります。マナーやルールを破るとしても、子どもにとって楽しいことでも、効率的に展開ができるとしても安全を欠く場合は実施いたしません。
②マナー・ルール Manner/Rule
 安全が確保できる環境の中で、楽しいことでも、効率的に実施することができてもマナーやルールに反する場合は実施いたしません。
③楽しさ Enjoy
 安全が確保でき、マナー・ルールに反しない環境中では楽しさを追求します。安全の確保そしてマナーやルールに反しない環境こそが子どもたちが本気で楽しめる環境となります。
④効率 Efficiency
 最後に効率を上げて行きます。待機など子どもたちにとっては退屈です。また効率的に展開していくことが循環し、さらなる事故削減にもつながって行きます。

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【生活管理】

  • 引率スタッフは基本的に子どもに対して怒る前に、引率スタッフとして改善すべき点がなかった考察し実践します。ただし、ルールを破ったり危険な行為については「叱る」こともあります。ただし、感情的になるのではなく「なぜ、いけないのか」を説明し、叱った後のフォローを必ず行ないます。また叱る時は、その後子どもたちの場に戻りやすいようにみんなの前ではなく必ず1対1で行います。
  • 言葉遣いで命令形は子どもに対してもスタッフ間でも危険が伴い安全確保する場合以外には使用しません。
  • 子どもが聞きたい!と興味を持ってから説明・安全指導を始めます。また簡潔でわかりやすく、ポイントを落とさずに行います。
  • 子ども一人一人の善いところを認め伸ばす努力をします。そのために「誉める」機会を多く持つようにします。誉める場合は叱る時と逆でみんなの前で行います)
  • いじめには細心の注意をします。いじめは引率スタッフのいない所、見えない所で起こります。些細なことでもその子にしては重大なこともあります。小さな声に耳を傾け、小さな行動にも配慮をわすれません。
  • 喧嘩の対応は原因を突き止め、対象者同士でしっかりと話をさせ解決への道へ促します。プログラムの参加よりも喧嘩の対応を優先いたします。対応は対象者のみで行い決して他の子どもたちがいる場所では行いません。
  • 5Sを実施し荷物整理、忘れ物防止に努めます。荷物整理は子どもたちが自ら行ないますが、着替える、着た服をたたんでしまう、濡れたものはビニールに入れるなどの荷物整理の基礎を実施します。
  • 寝ている間に発作が起きたり体調が崩れたりすることもあります。そのため引率スタッフは24時間体制で子どもたちへの配慮・巡回を行います。
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【安全管理と事故予防】

 「事故は起こらない」のではなく「事故は起こり得る」という認識の元に「事故はおこさない」という強い思いを持って引率します。子どもたちにとって経験すべきことは危険が伴う内容であっても、危険だからやらないという判断ではなく、危険ならば危険を回避する方法を考え、安全対策を複数実施することでリスクを減らす努力と対策を実施することで子どもたちの経験の機会を損なわないようにします。引率スタッフは子どもと楽しく過ごしつつ、かつ常に児童を監視及び安全管理に努めます。この点が子どもと大きく違う部分となります。

  • 事故を大きく分けると天災と人災に分けられ、人災は引率スタッフの危険予知とイメージトレーニングで防ぐことが可能です。人員の配置と注意喚起の内容とタイミング、万が一のための応急設備などの確認を複数回実施します。
  • プログラムを実施する前に必ず子どもたちに対して安全指導を行います。子どもたちに理解してもらうことが安全対策の1歩です。実際に物や状況を再現してできるだけ子どもたちでも容易に理解できるように展開します。
  • 交通事故でよく取り上げられることですが、子どもたちの引率も同じです。大きな1つの事故までには29のひやりどっきりとしたことがあり、270の気づかない小さな事故があると言われます。危険予知・確認・安全指導で270の気づきにくい事故を出来る限り減らし、29のひやりどっきりする事態を防ぎ、大きな事故を防いで行きます。
  • 常に~だろうという意識ではなく、~かもしれないという意識で行動し確認は何度でも自信が持てるまで行います。

事故にはケガ・病気はもちろん
心・場所・物・場所・時間・数などがあります。

  • ケガ・・期間中は入浴なども含め必ず引率スタッフが同行します。各部屋での身辺整理や就寝・起床時も引率スタッフが順次巡回をいたします。
  • 病気・・風邪・発熱の場合は他の子どもと別の部屋での生活とします。インフルエンザ・ノロウィルスなどが発症した場合は他の子どもたちから完全に隔離いたします。またノロウィルスの疑いがある場合は宿泊先での洗濯は行いません。また嘔吐をした場所は塩素消毒を行います。
  • 心・・・ホームシックなどの対応はしっかりと結論を急がず、一時しのぎやごまかしはしません。喧嘩やいじめなどの対応も解決の道が開けるまでしっかりと対応いたします。
  • 物・・・持ち物の紛失や忘れ物がないように身辺整理で毎回確認します。忘れ物防止の1つの方法として入浴時など着替えを済ませてからタオルのみを持って大浴場に行きます。備品などの確認もプログラム前に必ず行い、子どもたちが円滑に楽しめる環境を整えます。
  • 場所・・会場は実地踏査と異なることもあるので必ず引率スタッフが確認後に子どもたちが移動します。
  • 時間・・時間を常に確認し着替えなどに時間がかかる子どもに対しては早めに着替えるなどその都度改善をしていきます。すべてのプログラムをオンタイムで実施することで子どもたちが楽しむ時間をできるだけ多く確保いたします。しかし子どもたちを強制的に急がすことは安全管理の観点から行いません。
  • 数・・・人数・数量の不足などがないように人数カウントは顔を確認しながら行い、食事や配布物については子どもたちに配布する前に必ず行います
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【体調・衛生管理】

 子どもの体調管理には十分に配慮し、時と場所に応じた指示と確認をおこないます。また衛生管理に対する配慮・指示・確認も行います。

  • 手洗い、うがいの徹底。食事前、外出から戻ったときは消毒を徹底します(バス内など水道のない場所ではアルコール消毒対応)
  • 食べ残したものはその場で処分し、後で食べるようなことがないようにします。
  • 計画や全体指示の服装にとらわれず子ども一人一人に合わせて服装・装備など調整いたします。
  • 子どもの様子を伺いながら休憩やトイレなど引率スタッフが配慮し声がけと確認を行います。
  • 風呂上がりは、よく頭や体をふき、湯冷めさせないように注意いたします。また髪の毛の乾燥の確認と入浴後も靴下の着用を徹底いたします。
  • 乾燥によるウィルス増加による風邪や体調不良を極力減らすため、入浴後のタオルを各部屋に干し予防を実施します。
  • アレルギーなどで食事に制限がある場合は、材料も含め確認を実施して該当食材を排除します。
  • 引率申込書を確認し、常備薬はかならず決まった時間に忘れずに服用の確認をします。口頭確認ではなく目視確認と引率スタッフとディレクターのダブルチェックでより確実な服用を行います。
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【その他】

  • サービスエリアなどでのトイレ休憩時は安全のためのビブスを着用して引率スタッフの誘導で全体がまとまって移動します。バスに戻る際も、トイレ前で人数点呼後に引率スタッフの誘導でまとまって戻ります。
  • 引率スタッフは業務用無線などの通信機器を携帯し情報伝達を行います。これにより全スタッフが同じ情報を共有し、子どもたちの安全を確保することができるようになります。
  • インターネットを活用して現地からリアルタイムでの情報発信そして写真のオンライン公開など提供いたします。(一部イベント・ツアーのみ提供)
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